「また更新してしまった」
子どもが小学校に入学する半年前のことでした。
郵便受けを開けたら、管理会社からの封筒。
更新料として10万2,000円の請求書。
ミカさん(34歳・仮名)は、台所のシンクに手をついて、しばらく動けなかったといいます。
「10万円、また消えた。
家賃に直したら、もう2か月分近い。
でも結局、ここじゃなきゃどこに住めばよかったの。」
マイホームの話は、もう何十回も夫婦でしていた。
物件サイトは毎晩スクロールしていた。
ハウスメーカーの資料も、引き出しのなかに5社分は入っていた。
それでも、ハンコは押せなかった。
「買えない」のではなく「決められない」——この違い、わかりますか?
ミカさんの話を聞いていて、わたし(このブログの中の人)が最初に思ったのは、「これ、お金の問題じゃないな」ということでした。
夫婦の世帯年収は合わせて約800万円。
ローンを組もうと思えば、おそらく組める。
でも、決断できないのには、ちゃんと理由があるんです。
賃貸のまま、心のどこかで感じていた「あの感覚」
ミカさんが絶対に口に出せなかった本音が、あるとき少しずつ出てきました。
「……正直に言うと、家を建てた同期が羨ましかった。
あの子のインスタ、毎回イライラしながら見てた。
子ども部屋に書いた落書きを消さないでいる写真とか。
なにそれ、って思いながら、わたしはお気に入りに保存してた。」
ここだけの話、この種の感情を持っている人、かなり多いと思います。
「他人の家に嫉妬する自分が嫌だ」という自己嫌悪まで含めて。
一方で、ローンに踏み切れない理由も、根っこは不安というより恐怖に近かった。
「もし夫が病気になったら?
会社、そんなに安定してないのに。
35年ローンって、わたしが70歳になるまで払い続けるってことでしょ。
想像したら、手が震えてきた。」
5回、物件を見に行って、5回、帰ってきた話
ミカさんの「挫折歴」は、思いのほか長かったです。
1回目: 週末に新築の分譲地を見学。「ここにしよう」とまで思ったが、帰り道で夫と口論になり、そのまま立ち消えに。
2回目: FPに相談。シミュレーションの数字を見て逆に怖くなり、「もう少し考えよう」と帰宅。
3回目〜5回目: 「なんとなく違う」「もう少し広い方が」「駅から遠い」……。
気づいたら、子どもが幼稚園を卒業していました。
「5年、なにもできなかった。
なにが正解かもわからないまま、ただ家賃を払い続けた。
気づいたら更新を2回してた。
合計400万円以上、消えてた。」
「賃貸 vs 持ち家」の損得を比べる前に、一度だけ立ち止まってほしいこと
ここで少し、わたし自身の視点を挟ませてください。
「賃貸と持ち家、どっちがお得か」という比較記事は、ネットに無数にあります。
結論もバラバラで、正直どれを信じればいいかわかりません。
ただ、数十人の友人・知人の「家についての悩み」を聞いてきて感じるのは、「お金の計算が合わないから決められない」という人は、実はほとんどいない、ということです。
決められない本当の理由は、だいたい以下のどれかです。
- 夫婦の「前提」がズレている(片方は資産価値重視、もう片方は暮らしやすさ重視)
- 「失敗したら終わり」という恐怖が漠然とある
- 「自分たちに合う選択肢」が、まだ言語化できていない
つまり、比較表を見る前に、自分たちの「軸」がわかっていない状態なんです。
これだと、どれだけデータを集めても「決め手」は出ません。
では、賃貸と持ち家、ざっくり整理するとどうなる?
とはいえ、頭の中を整理するために、ざっと並べてみましょう。
賃貸のまま住み続ける場合
- 引っ越しの自由度は高い。転職・転勤・家族構成の変化に対応しやすい
- 修繕費や固定資産税は不要。家計が読みやすい
- ただし、一生家賃が発生する。老後も払い続ける必要がある
- 高齢になると、物件の審査が通りにくくなるリスクがある
マイホームを持つ場合
- ローン完済後は、住居コストが大幅に下がる
- 間取り・設備を自由に選べる。断熱性など生活の質も上げやすい
- 自分の「拠点」ができる安心感は、意外と精神的に大きい
- ただし、修繕費・固定資産税は全額自己負担。予算計画が必要
- 気軽に引っ越せない「縛り」も存在する
数字で勝ち負けを決める前に、「どっちの暮らし方が自分たちに向いているか」を先に考えた方が、答えに近づきやすいです。
ミカさんが変わったのは、「相談の入り口」を変えたから
話をミカさんに戻します。
5回目に物件を見に行って帰ってきた翌月、彼女がたまたま使ってみたのが「くふうイエタテカウンター」の無料相談サービスでした。
「最初、また営業されるだけだと思ってた。
でも全然違って。
『そもそも今、買うべきか、賃貸でいくべきか』から話を聞いてくれたんです。
わたしが話しながら、自分でもわかってなかったことが、だんだん言葉になっていった。」
くふうイエタテカウンターを「入り口」として使う、という考え方
このサービスが他のハウスメーカー相談と違うのは、特定のメーカーに誘導することが目的ではないという点です。
アドバイザーが最初にやることは、ローンのシミュレーションではなく、「あなたたちが家に何を求めているか」を整理すること。
ミカさんの場合、話しているうちに「わたしは老後の住む場所の確保が一番不安なんだ」という本音が出てきて、「じゃあマイホームの方向で考えましょうか」という流れになったそうです。
「5年悩んでいたのに、1回の相談で方向が決まった。
なにが違ったかって、『家を選ぶ』前に『自分たちの軸を決める』ことをしてもらえたから。」
利用は完全無料で、何度相談しても費用は発生しません。
ウェブから予約すると、Amazonギフト券5,000円分がもらえることもあるので、「まず話だけ聞いてみる」という使い方で十分です。
「それでも踏み出せない」というあなたへ
くふうイエタテカウンターの話をしたうえで、正直に言います。
「相談に行くのも、なんか怖い」という人も、いると思います。
それは普通の感情で、おかしくないです。
そういう人には、まず「自分はなぜ怖いのか」を言葉にすることから始めてほしいです。
紙に書いてもいいし、パートナーに「怖い理由」を話すだけでもいい。
「お金が心配」なのか、「縛られるのが嫌」なのか、「失敗したくない」なのか。
不安の正体が少しでも見えると、「じゃあこれだけ調べてみよう」という次の一歩が踏み出しやすくなります。
図書館には『DIE WITH ZERO』や『両親に読んでほしかったお金の話』など、ライフプランの考え方を変えてくれる本もたくさんあります。
お金を使わず、リスクなく、少しずつ自分の「軸」をつくっていくことも、立派な前進です。
その悩みを、来月も繰り返すのか。それとも。
ミカさんは今、自分たちのペースで家づくりを進めています。
「焦ってない。でも、もう迷ってもいない」と言っていました。
「決めた」のではなく、「決まっていった」という感覚だったそうです。
5年前に更新料の請求書を見て動けなかった彼女が変わったのは、「いい物件を見つけた」からではなく、「自分たちが何を求めているかがわかった」からでした。
あなたが今抱えているモヤモヤも、たぶん同じです。
情報が足りないのではなく、「自分たちの軸」がまだ言葉になっていないだけかもしれません。
その整理を一人でやろうとするから、5年かかる。
少し力を借りれば、もっと早く次へ進める。
それだけのことだと、わたしは思います。
まずは「話すだけ」から。
くふうイエタテカウンターの無料相談は、「家を建てる気になったとき」じゃなくても大丈夫です。
「まだ悩んでいる段階」でこそ、価値があります。[▶ LINEで手軽に予約する(完全無料)]